皆さん、少し前のショッキングな出来事を覚えていますか?
それは、生はちみつに関わるとても悲しいニュースでした。
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生後6カ月の赤ちゃんが乳児ボツリヌス症で死亡したという出来事です。
なぜこんな悲しいことが起こってしまったんでしょう。。。
今回は生はちみつと赤ちゃんについてご紹介させていただきます。
Contents
危険な理由
生はちみつは乳幼児以外の私たちにとっては、パーフェクト過ぎるほどの栄養が含まれていてスーパーフードとして重鎮的な存在の素晴らしい食材です。
ですが、乳幼児に限ってはこの生はちみつは危険な食材に変わってしまうんです。
この乳幼児って生後何か月までの事をいうの?って思いました。
生後0か月~1歳になるまでの間の赤ちゃんが対象だそうです。
この時期は赤ちゃん1人1人とっても個人差がありますよね。
大きかったり、ちょっと小さかったりと(他の赤ちゃんと比べてはいけないのですが)外見もそうですが、身体の中だって発育・成長はみんな違うんです。
なのでこの1歳になるまでもあくまでも目安だと思っていた方がいいかと思います。
1歳でやっと離乳食が終わるか終わらないかですよね。
食べ物に慣れさせるっていっても…
赤ちゃんの体調をママがちゃんと把握してあげることが1番ですね。
これは生はちみつのことだけではありません。
この時期(期間)って子育てされている方はホントに忙しいですよね。
自分があと○人いたらいいのに…なんて思ってしまうくらい大忙しですね。
そんな子育てママの皆さんを私は心から尊敬と感謝したいと思います。
脱線してしまいました。(ごめんなさい)
悪魔な細菌に?!
生はちみつの瓶や容器に抵抗力にない1歳未満の赤ちゃんには食べさせないで下さい。ってとっても小さな字で書いてあるんです。
母子手帳や育児書、産婦人科の掲示板、厚生労働省のHP、地域の役場のHPなどにもお知らせしています。
この生はちみつには「ボツリヌス菌」という菌が含まれているんです。
生はちみつだけに存在する菌ではないみたいなんです。
いろんな場所(川や海や湖など泥砂の中にいたり、井戸、畑、お野菜など)にいるんだそうです。
この菌は休眠状態の時があって「芽胞」(菌の種みたいなもの)って言うそうです。
この芽胞を私たちが食べてしまっても何も問題ありません。(腸内環境や消化器官がちゃんと発達し機能しているので。)
この状態の時は大人しい菌で悪さをしたりしないのですが、この「芽胞」が「発芽」したら、とっても恐ろしい悪魔の菌になってしまうのです。
万が一、赤ちゃんの身体の中に入ると、一気に毒素を身体中にばら撒き食中毒にさせます。。
この毒素は、自然界が作り出す毒素の中でも1.2位を争うトップクラスの強力な毒素を発生させるのです。
なので、この菌に感染すると、最悪の場合を考えなくてはいけないかも。。。。
1歳未満の赤ちゃんは、免疫力も消化器官も腸内環境などまだまだ未完成な身体が勢いのある菌を退治することは残念ながら不可能に近いと思います。
これを乳幼児ボツリヌス症といいます。
症状は?
考えたくもないのけど、もし食べてしまったら赤ちゃんはどうなってしまうんでしょう。
1人1人千差万別だと思いますが、予測の出来る症状を挙げてみますね。
感染すると消化器官など機能しなくなるので便秘をします。
便秘も5日間以上が続いてしまいます。
元気がなくなり、ミルクや母乳を飲む力が普段より弱くなって、泣き声がどんどん小さく弱々しくなります。
さらに身体の筋肉に力が入らなくなるので、頭や首を支えられなくなったり、手や足を上げられなくなったり、神経が麻痺して無呼吸になったりもします。
赤ちゃんに異変を感じたら、すぐに病院へ行ってくださいね。
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その対処方法は?
生はちみつを食べても、すぐに発症するわけではないみたいです。
菌の潜伏期間は3日~30日と長いので、いつ発症するのか分からないのも怖いですね。
生はちみつを食べてしまったら、まず、お口やお口の中や体や手など生はちみつがついた可能性のあるところを拭いてあげてください。
よく拭いたら、 母乳やミルクやお白湯などを多めに飲ませてあげてくださいね。(身体の中に入ったものを外に出すためです)
普段の赤ちゃんの様子がいつもと違ったり、3日以上便秘が続くようなら、病院へ受診の時にちゃんと経緯を伝えてくださいね。
病院と連絡を取りながら赤ちゃんの様子、体調などをチェックしてあげましょうね。
妊娠中や授乳中は食べてもいいの?
生はちみつって妊娠中や授乳中に食べたら、赤ちゃんに良くないの?と心配になりますよね。
ママと赤ちゃんは繋がっていますもの。
へその緒や母乳から赤ちゃんにボツリヌス菌が感染することはないので心配はすることはありませんよ。
私たちが食べた生はちみつをに菌が含まれていても、菌は死滅するので何も問題ありません。
大丈夫だから、安心してくださいね。
自然の恵みの恩恵を
1歳を過ぎて(腸内環境、消化器官の発達具合が心配ならお医者さまに相談してみてくださいね。)生はちみつを食べられるようになると、生はちみつは赤ちゃんだけじゃなくて大人にもパーフェクトな食材になります。
生はちみつは、ほとんどが糖分でできています。
しかも、その糖分(ブドウ糖と果糖)は身体の中に入ったらすぐにエネルギーに変わってくれるんです。
ブドウ糖は生はちみつにとっても豊富に含まれていて、脳の唯一のエネルギー源なんだそうです。
脳に栄養(ブドウ糖)がちゃんと届けられていると脳が活性化して、記憶力、集中力など発達に大きく役立ってくれます。
逆に脳に栄養(ブドウ糖)が届けられないと、記憶力も、集中力、注意力もなくなって、イライラしてしまいます。
脳は私たち身体を操作する総司令室、常にパフォーマンスのいい状態で生活したいですね!
生はちみつには未知の可能性がまだまだありそうです。
まとめ
いかがでしたか。
1歳になっていない赤ちゃんと生はちみつの関係をご紹介させていただきました。
生はちみつは絶対に与えないでくださいね。
大人が生はちみつを食べても全く問題ありません。
パーフェクトなスーパーフードなので積極的に取り入れてほしい食材です。(身体にいいからと言って食べ過ぎに気をつけてくださいね。)
What makes your body? You are what you eat.
「何があなたの身体をつくっていますか? 今、食べたものがあなたの身体を作っているのです!」
貴方もエレガントで素敵な女性に♡♡♡
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