ミラクルフルーツ・マキベリーの産地パタゴニアってどんな場所?

美容に健康にと海外セレブの彼女たちが日常的に取り入れているスーパーフード。

彼女たちの間ではスーパーフードは普通の食事として当たり前になっています。

栄養効果の高いミラクルフルーツは海外セレブだけじゃなく、美意識の高いキレイ女子たちにも注目を浴びているミラクルフルーツ・マキベリー(MAQUI BERRY)。

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アサイーの約5倍以上の抗酸化成分、自然界最強のポリフェノールを合せ持つグルメ食材と言っても過言ではありませんね(#^.^#)

そんなミラクルフルーツ・マキベリーってどんな場所に自生しているのか、ご存知ですか?

今回はマキベリーの産地についてご紹介させていただきます。

マキベリーとは?

パタゴニア1

南米チリの寒冷地帯・パタゴニア地方のみで採れる特有種のマキベリーです。

  • 学名:Aristotelia chilensis
  • 一般名:マキベリー/MAQUI BERRY
  • 科目:アオイ目ホルトノキ科
  • 食用の部位:果実
  • 原産地:チリ南部、パタゴニア地方
  • 収穫方法:野生の果実を手摘み

マキベリーの果実は見た目と成分からブルーベリーに似ていることから「パタゴニアン・ブルーベリー」とも呼ばれています。

マキベリーの果実は丸くて直径6mmくらいで色はツヤのある黒紫色をしています。

植物の赤や青や紫の色素(色の濃さ)は、アントシアニンが大変豊富であるためにこんな色になります。

マキベリーは常緑性の小さな木で、高さ3~5m。

銀杏のように雄株(雄花しかつけない株)と雌株(雌花だけつけて果実をつける株)に分かれています。

生育地が限られた希少な木の中でも一部の木しか実をつけないとなると、ますます果実が貴重に思えますね。

マキベリーはやや酸性にかたむいた肥沃で排水のよい土壌を好む植物です。

ほどよい水分があれば早く成長し、山火事の跡などの焼け野原ではすばやく群れをつくる、たくましい一面をもっています。

このマキベリーはまだ人工栽培がすすんでいません。

マキベリー栽培は難しく、現在でも野生のものを採取しているようです。

南米チリ・パタゴニア地方

大航海時代の冒険家・マゼラン。

アルゼンチンとチリの南端地域を分かつ「マゼラン海峡」にも名を残す彼がこの地で見たという、先住民族の使用していた大きな毛皮の靴が、「パタゴニア」の由来だそうです。

パタゴニアには、「ロス・グラシアレス公園」「バルデス半島」「クエバ・デ・ロス・マノス」といった3つの世界遺産が登録されています。

日本の3倍(110万km²)のもの面積を有するパタゴニアは、ハイキングにトレッキング、シーカヤックやラフテリングなどのアウトドアアクティビティが人気だそうです。

更にはバードウォッチング、ペンギン、アザラシ、グアナコ、クジラなど数多くの野生の動物観察のメッカとなっている場所です。

世界で三番目に大きいといわれる氷河といった大自然もみどころの一つ。

そして合わせて30ヶ所の国立公園があり、希少な動植物だけでなく、切り立った山岳地帯、蒼々とした氷河、氷河によって作られた氷河湖など、美しい自然が多い場所です。

また年間を通して風が強く、この風の強さがパタゴニアの代名詞とも言われています。

パタゴニア地方は、世界で大気が最もクリーンな地域の一つだと言われています。

パタゴニア地方の一部をしめるチリの自然環境は独特で東西南北すべての方角に、山脈や海や砂漠や氷山が間近にせまっていて、平坦な陸地が広々と広がっている、温暖な場所ではありません。

北はアカタマ砂漠(世界一乾いているといわれている砂漠)。

東は火山がいくつもそびえたつアンデス山脈。

西は太平洋。

南には南極の氷山が間近。

まるで孤島のような厳しい環境です。

日本も狭い国土を海に囲まれた孤島ですが、チリとは全く環境が違いますよね。

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先住民族マプチェ族

マキベリーの「Maqui(マキ)」とは、マプチェ族の言葉で「濃紫色の小さな玉」を意味します。

マキベリーは「聖なる樹」としてマプチェ族は何百年もの間、マキベリーから多くの恩恵を受けてきました。

マプチェ族は、インカ人やスペイン人が征服してきた時にも絶対に降服せず、特に300年以上にもわたり戦い続けたとされます。

「チチャデマキ」と呼ばれるマキベリーを発酵させたジュースを飲み、スタミナ・力をつけて応戦したことが神話としても残っています。

マプチェ族はマキベリーを食べるだけでなく、生ジュースや発酵ジュースとして愛飲し、特に冬の数ヶ月の間、スタミナの維持のために利用してきました。

戦いでも飲んでいた「チチャデマキ」ですね!!

アントシアニンなどの成分濃度が極度に高いため、天然色素として祝い行事の際などに顔料としても用いられてきました。

そして、マキベリーの濃い紫色の皮を染料に使い、実と葉を薬として用いていました。

マキの葉を食べ糖尿病の治療に、時として下痢止め・抗炎症薬・解熱剤など薬用として使われていたようです。

マキベリーは、化学が発達してアントシアニンの抗酸化作用や抗炎症作用が研究される前から、その効果を注目されていたのですね。

現在もマキベリーと先住民族マプチェ族の土地は自然林として工業化とは無縁の世界です。

マキベリーは南米チリの栽培農家によって手摘され、収穫されています。その、環境にやさしい方法と樹木のたくみな管理方法は環境保護の指標にもなっています。

マキベリーは南米大陸の西南部、チリでも気象条件が厳しいと言われているこの原産地でしか存在しない、野生のままの非常に希少な品種なんですね。

マキベリーの生命力の強さが究極のアンチエイジング効果・抗酸化力をもたらしてくれるのですね♪

厳しい環境下とは知っていましたが、まさかここまで厳しい場所で自生しているマキベリー。

これからはマキベリーを摂り入れる時は「ありがとう♡」と言ってありがたく味わいたいですね(#^.^#)

What makes your body? You are what you eat.

「何があなたの身体をつくっていますか? 今、食べたものがあなたの身体を作っているのです!」

ミラクルフルーツ・マキベリーで貴方もエレガントで素敵な女性に♡♡♡

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