「聖なる果実」ルクマの栄養成分と効能

日本ではまだ認知度が高くないLUCUMA(ルクマ)ですが、海外ではスーパーフードとしてすでに注目を浴びている果実です。

皆さん、スーパーフード・ルクマと言う名前、聞いた事ありますか?

聖なる果実とも言われるそうです。

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そうと聞くと、気になるその栄養と効能ですよね。

今回はルクマってどんな食べ物?その栄養と効能についてご紹介させていただきます。

聖なる果実LUCUMA(ルクマ)とは?

ルクマ

ルクマとは、アンデス地方の山間地帯(標高1,000~2,400mほど)に自生する果実です。

インカ帝国の時代には、「聖なる果実」として神話にも登場したほど長い歴史を持ち、今もなお原産国のペルーを始めとして、チリやエクアドルなど南米を中心によく食べられています。

ルクマは約直径10㎝の濃い緑色の皮に覆われた実を付けます。

その見た目はアボカドのようにも見えますが、熟した果肉は橙色に近い黄色で、栗やかぼちゃに似たほのかな甘味に酸味が加わったような独特の風味が特徴です。

果実はそのまま食べることもできますが、食感がゆでたまごのようにボソボソとしていることから、主にスイーツの材料として使われることが多いそうです。

乳化剤としての働きもするため、ルクマを加えると滑らかでふんわりとした仕上がりになります。

その乳化剤の甘い香りを活かして、チョコレートやキャラメル、アイスクリームなどによく使用されています。

中でもアイスクリームショップでは、ルクマのアイスはバニラと並ぶ定番メニューです。

夏の暑い時期になると、街の至るところでルクマのアイスを片手に歩く地元の人の姿が見られるほどです。

外国からの観光客からも人気があり、ルクマのアイスを食べると「もう一度食べたい」と虜になるようです。

メープルシロップやキャラメルのような甘い香りで、心が癒されてリラックスできて、ストレス解消にも最適ですね。

このように、現地の方にとっては長きに渡り、身近なフルーツとして親しまれているルクマですが、最近は南米以外の地域からは「次世代のスーパーフード」として大きな注目を集めています。

インカ時代からの果実

古代インカ時代の神話にも登場するルクマの果実は、「インカの黄金」と知られています。

何千年もの間、豊かさと創造の象徴として織物や陶器に刻まれるなど重宝されてきました。

ペルー・アンデス山脈の中でも珍しく緑が多く育つオクサパンパ地域(山間の中の低い谷間地帯)は、栄養と活力を吹き込んで甘い果実を育てます。

女神をも魅了した、聖なる果物ルクマは「豊穣の実」、「聖なる実」としてインカ時代の神話にも登場します。

その神話が

「ある日、創造神ビラコチャが、ルクマの木の下にいたカビリャカという美しい女神を見つけました。

悪戯心を起こしたビラコチャはハトに化け、自分の精子をルクマの果実に入れ彼女の前に落としました。

何も知らずにその果実を食べたカビリャカはなんと妊娠し、一人の赤ん坊を産みました…。」

カビリャカにとっては迷惑な話だけど、それほどルクマの果実が美味しかったという事なんでしょうね^^

古代遺跡から発掘された陶器にもルクマを模ったものがあるほど、この地に無くてはならない果物です。

豊富な栄養素

ルクマは、「抗酸化フルーツ」や「聖なる果実」とも呼ばれている、その栄養価の高さに注目されています。

  • 炭水化物
  • んぱく質
  • 鉄分
  • 食物繊維
  • カルシウム
  • ナイアシン
  • ビタミンA
  • ビタミン
  • βカロテン
  • ミネラル
  • 亜鉛
  • ビタミンB3

などが含まれています。

GI値が低い

GI(Glycemic Index=グリセミック指数、グリセミック・インデックス )値とは、食後の血糖値の上昇を数値として示したもので、値が低いほど摂取後の血糖値の上昇が緩やかであることを表します。

血糖値と肥満は深く関係しており、GI値の高い食べ物を摂取すると、血糖値を抑えるために大量のインスリンが分泌され、余った糖を脂肪として溜めこんでしまいます。

また、血糖値の上昇が急激になると、下降も早くなるため空腹を感じやすくなり間食や食事の量が増えてしまいやすくなります。

このため、GI値の低い食品を摂取することは、肥満の原因を抑える上で大切です。

一般的な白砂糖のGI値が100なのに対し、ルクマは25と1/4しかないことからも、いかに血糖値を上げにくい食べ物だということがわかります。

なお、ルクマはこれまで話題となったスーパーフード(チアシードやアサイーなど)とは一線を画していると言われています。

それは、ルクマ自体に甘みがあることから、「スイーツを食べた」という満足感があること。

ダイエット中は、甘い物をなるべく摂らないように心掛けますが、ルクマは低糖のため気にせず摂取できることが、海外での人気を高めています。

効果・効能

  • がん予防
  • 脳梗塞・心筋梗塞の予防
  • 動脈硬化の抑制
  • 貧血改善
  • 糖尿病の予防
  • 二日酔いの解消
  • 血行促進
  • ダイエット効果
  • 冷え性の改善
  • 頭痛の改善
  • アンチエイジング
  • 肌荒れ
  • シミ予防
  • 更年期障害の予防
  • 眼精疲労
  • 肝機能の保護と改善
  • 高血圧の抑制
  • 口内炎の予防
  • 認知症予防

聖なる果実・ルクマ、「次世代のスーパーフード」として大きな注目を集めているわけですね!!

女性にとって素晴らしい効果が期待できるとルクマですが、具体的にはどんな効果があるのでしょう。

詳しくご紹介しますね。

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アンチエイジング効果

緑黄色野菜に多く含まれるβカロテンは、カロテノイドの一種で強い抗酸化作用があることがわかっています。

抗酸化作用とは、体内の活性酸素を除去する働きのことです。

ストレスや紫外線、大気、化学物質などが原因で増える活性酸素は、老化の原因の一つとされており、加齢によってどんどんと体内に蓄積します。

活性酸素が増えると、シワやシミなどの老化現象が起こりますが、この活性酸素を抑えることで老化を遅らせるアンチエイジング効果が期待できます。

ルクマは体の酸化を防ぐ働きがある抗酸化力が高いことがとくに注目されており、「抗酸化フルーツ」とも呼ばれています。

体を酸化させる原因はストレス、睡眠不足、電磁波の影響、食品添加物の摂取過多など、いくつもの理由が挙げられますが、これらをトータルでブロックするためにも、体の酸化予防に効果の高い食品を積極的に取り入れていく必要があります。

抗酸化力の高いオーガニック・ロー・ルクマパウダーなど自然の恵みからいただくのが理想です。

美肌効果

ルクマには、皮膚の元となるたんぱく質を始め、皮膚や粘膜の再生や修復に必要不可欠な成分のビタミンAや、肌の潤いの元となるコラーゲンの生成に関わるビタミンCなど、美肌作りに欠かせない成分が豊富に含まれています。

ダイエット効果

ダイエット中は甘いものを我慢する、という方はとても多いですよね。

これは、甘いものが血糖値を上げやすいことから、インスリンの過剰分泌による脂肪の蓄積を防ぐため、というのが主な理由となります。

しかし一方で、我慢を強いられることでストレスが溜まり、返って食欲を増してしまうことも多いもの。

そのような時、甘みのあるルクマを摂ることでイライラが落ち着き、無理なくダイエットを継続することができます。

ルクマは低GI食品のため、血糖値が急に上昇する心配がありません。

このため、ダイエット中でも安心して摂取することができます。

甘くて美味しいのに、GI値が低いなんてまさに奇跡!まるで、夢のような果実なのです!!

貧血の予防・改善

女性に多い貧血の中でも、約9割を占めると言われているのが、鉄欠乏性貧血です。

文字通り、鉄分の不足によって起こる貧血ですが、ルクマには鉄分が多く含まれていることから、貧血の予防・改善効果が期待できます。

鉄分の不足は「一害あって百里なし」。日頃から十分に気をつけましょう。

ある調査によると貧血症状があった人の約半数が、亜鉛不足による亜鉛欠乏性貧血だということがわかりました。

亜鉛欠乏性貧血は世間的にまだ認知度は低いものの、鉄分を補っても貧血が改善しなかった方が亜鉛も同時に摂るようにしたところ、症状が回復した例も多くあることから、鉄分と一緒に摂取しておきたい成分です。

ルクマには、この亜鉛も含まれています。

貧血になるとクラクラと立ちくらみがするだけでなく、脳に酸素がスムーズに行き渡らないため仕事の効率も落ちたり、疲れやすくなったりします。

抗炎症作用

ルクマにはビタミンB群の一種であるナイアシンを始め、ビタミンCや亜鉛など、抗炎症作用に優れた成分が多く含まれていることから、皮膚などの炎症を抑える働きがあります。

また、最近の研究によると、ルクマのオイルには外傷(皮膚にできた傷)を保護し、自然治癒力を高める効果があるとされています。

 整腸作用

ルクマには食物繊維が多く含まれていることから、腸内環境を整え便秘を解消する効果が期待できます。

 髪や爪を作る

私達の髪や爪は、たんぱく質が主成分となっており、不足するとパサパサとしたハリのない髪になったり、爪が割れやすくなってしまいます。

精神安定

ちょっとしたことでイライラしたり、すぐ怒ってしまうのは、単なる性格として片付けられない場合も多く、最近はビタミンやミネラルの不足によるものが大きいということもわかっています。

中でも、カルシウムや亜鉛、ナイアシンの不足によって気持ちが不安定になりやすくなることから、これらを意識して摂取することは大切だと言われています。

ルクマには、神経を鎮めて心の安定を図るカルシウム・亜鉛・ナイアシンの成分が全て含まれています。

咳止め

現在はその多くが主にスイーツの原料として利用されているルクマですが、古くは薬草として使用されていたという記述も発見されており、実の外皮と葉を1ℓ程度の水に20gほど入れ煮出したもの飲むことで、咳を止める効果があったとされています。

いかがでしたか?

ルクマの驚異的な効果、効能に圧倒されれましたが、ダイエット中でもルクマの存在を知っていればイライラするストレスがなくなりそうですね(#^.^#)

ルクマはアボカドのような見た目の果実で濃厚な甘みがあるうえ、その甘い香りで、心が癒されて幸せなお時間を過ごせそうですね。

お料理にはもちろんですが、スイーツにフレーバーとしても使えますね。

せっかくとり入れるなら注目のおいしくてキレイになれるスーパーフード・ルクマがいいですよね。

これらをとり入れることでアンチエイジング効果・つるつるの美肌に・そしてリバウンドしない身体まで手に入れることが出来そうですね(#^.^#)

What makes your body? You are what you eat.

「何があなたの身体をつくっていますか? 今、食べたものがあなたの身体を作っているのです!」

貴方もエレガントで素敵な女性に♡♡♡

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